人気テレビドラマ「ウォーキングデッド」の原作コミックの192話の表紙は、人気のない街の路上の真ん中に短銃を持って立つカール。表情は覇気のない表情です。カールの周りには多くのウォーカーズが倒れています。タイトルは、”Aftermath”です。
ネタバレ
191話の終盤、ベッドで寝ているリックの部屋にセバスチャンが侵入し、リックが起き、口論の様な形になり、セバスチャンがリックの胸に銃弾を撃ったところからの続きです。
銃口から煙が出ています。セバスチャンは呆然とした表情で、銃を持っています。
「何—?」血だらけの胸を左手で押さえて、リックが言います。声は小さく、表情は虚ろです。
「ごめんなさい。俺は… なかった。」とセバスチャン。
血の付いた左手をセバスチャンに向けて伸ばして、何か言おうとするリック。
セバスチャンは2発目を撃ちます。リックがもんどりを打ってベッドに倒れます。セバスチャンは、更に銃を撃ちます。
リックはベッドに倒れ、撃たれた箇所から血が流れ出しています。
呆然とした表情のセバスチャン。銃を床に落として、部屋から出ていきます。
ベッドの上で血まみれのリックは意識を失っています。
次のシーンでベッドに倒れ血だらけのリックが目を見開いたシーンが一面で描かれます。
再び目を閉じて意識を失った様子でベッドで横たわっているリック。同じシーンが4コマ縦にならんで描かれています。ドアは半分開いています。
翌朝、ホテルのカフェの前の路上にあるテーブルでジーザスとアローンがコーヒーを飲んでいます。
朝日が差し込む部屋のベッドでカールが目覚めます。伸びをして、頭をかいて、服を着て外に出ます。ドアを開けて出たところで、コーヒーを飲んでいるジーザスとアローンに出会います。
「良く寝れたかい?」とジーザスが聞きます。
「もちろん。良く寝れたよ。」とカールが答えます。
「この場所は、本当に片付いていて素晴らしい。驚いた。」とカールが言います。
「この通りの先にレストランがあって、最高のパンケーキを出してくれる。試してみるべきだよ。」とジーザス。
「あなたは、俺にパンケーキを食べさせようとしてるね。父さんが起きているか見てくる。」とリラックスした表情で答えるカール。
笑顔で街中を歩くカール。そして、建物の中に入り、階段を登って、廊下を歩いていきます。そして、ドアの近くに来た時、カールは様子がおかしいことに気づき、目を見開いた顔がアップになります。ドアのノブに手をかけます。
ドアを空けると血だらけで立っているリック。目は白く。ウォーカー化しています。驚愕の表情のカール。
向かってこようとするウォーカー化したリックの眉間に銃弾を撃ち込むカール。銃を撃った後、これまでに見せたことのない顔をしています。目はこれ以上開けられないほど、大きく見開いています。
ウォーカーとなっていたリックは背後にもんどり打って倒れます。
見開いた目のまま表情が固まっているカール。大粒の涙が目から溢れてきます。涙を流しながら、両手で銃を持った持ったまま膝をつき、そして上半身を前に倒し、銃を手放し、最後は床にうつ伏せになって泣き倒れます。
「見ろ。ドアが開いているぞ。」
「入るな!ガードを呼ぶんだ。」
と外から声がします。カールは部屋の中で床に倒れて泣いています。
カールは倒れたままです。背後のドアの入り口にガードの足が現れます。
「おぉ、神よ–! Mercerに伝えるんだ!彼を見つけろ!」
カールは床に倒れて涙を流し続けた状態のままです。背後にMercerがしゃがみこんで、カールの前の床に落ちている銃を見て言います。
「神様… これが誰の銃か俺は分かっていると思う。」とMercer。
Mercerは立ち上がって、ガード達に言います。カールは同じ状態です。
「そうだ。彼の息子だ。」
「ミショーンのところに連れて行ってやれ。彼女が何をすれば良いか分かるだろう。」
ミショーンのオフィスの本棚の前の床に座っているカールとミショーン。
「彼だとすら分からなかった。デッド(ウォーカー)を見ただけで… 俺は反応した。彼が床に倒れた時まで… 自分が何をしたのか気づかなかった。」
「俺が子供の時、牢獄から逃れた後、俺達があの家にいた時… 彼が死んだと思ったことを思い出した。俺は、一人ぼっちになることをひどく恐れていた… 俺はためらっていた。彼と一緒でなく生きることより、死んだほうが良いと思っていた。」
「今は違う、だけど…」
「俺はまだ、彼無しで生きることが恐ろしい。」
と目を閉じてカールが言います。閉じている目から涙が流れ落ちます。
「おぉ、カール」と言ってミショーンはカールをハグします。
ミショーンとハグしている状態のカールの顔がアップで描かれます。目からは涙が流れ落ちています。
「もし彼と一緒ではなく朝食を一人で食べに行っていたら?と考え続けている。彼の部屋に行かなかったら… 彼は疲れていた。俺は彼を寝させているべきだった。」
「彼は少し長く生きていることができた。ほんとうの意味ではないけど。でも、そんな感じだ。俺は知らなければ良かったと望んでいる。」
「俺がヒルトップに留まっていれば、知ることは無かった。」と目を閉じて涙を流し続けるカール。
カールとパメラの会話
部屋の椅子に座っているカール。後ろにミショーンとマギーが立っています。
カールの向かい側にパメラが座っています。パメラの後ろには腕を組んで目を閉じているMercer。周りにガードもいます。
「何を望んでいる?」とカールがパメラに尋ねます。
「2日かかったわ… しかし、我々はあなたのお父さんを殺した人物を見つけた。それは私の息子、セバスチャンよ。」
「彼は何処にいる?」と覇気のない表情で質問するカール。
「彼は逮捕された。私はあなたと直接話しをしたい。状況をあなたに伝えて、… あなたの手で… 片付けてもらう。」
「どういう意味?」
「これはとてもあなたにとって、感情的なことだわ。あなたは、あまりにも多くのことを経験してしまった。… そして… 本当に申し訳ないと思っている。私は、ただ、あなたが、あなた自身の手を使って、物事を終わらせようとしないように確実にしたいだけよ。」
「彼は罰せられるのか?」と厳しい目と表情でカールが質問します。
パメラは目に涙を浮かべています。そしてうつむきます。涙が流れています。そして、手で頭を押さえます。
そして、再び顔を上げて涙を流しながら、言います。
「彼は私の息子よ。私は全身全霊を込めて彼を愛している。しかし、彼は彼が行ったことによって残りの人生を檻の中で過ごす。」
冷静な表情のカール。「だったらOKだ。」
「あなたが経験していることを気の毒に思う。」と言ってカールは席を立ちます。
驚いた表情のパメラ。マギーはカールの肩に手を乗せて一緒に部屋から出ていきます。ミショーンはドアを持ってドアを開いた状態にしています。
「セバスチャンが行ったことを、私も気の毒に思うわ。これは、あなたにとってとても辛いことだと分かる。でも、もしあなたが、この出来事によって、静かに(密かに)元の机に(立場に)戻ろうとしているようなことを考えているのなら、お止めなさい。」とミショーンは言って出ていきます。
机の前に座り、机の上においた手を握って、俯いているパメラ。
Mercerは、思案気な表情をしています。
牢の中のベッドに座っているセバスチャン。そして誰かが近づいてくるのに気づいて怯えたように後退りします。
牢の格子の前には、カールが立っています。
「お前は、彼の息子… だよね?」
セバスチャンは涙を流しています。
「俺は君になんて言って良いのか分からない。」
カールから顔を背けているセバスチャン。カールは暗い表情をしてセバスチャンを直視しています。
「俺の母親はこの場所を運営している。俺の父親は随分前に死んだ。妹もそうだ。ここに辿り着くまで、全ては悪かった。」
「コモンウェルスが立ち上がって動き出してから… 暮らしはこれ以上のものはないようになった。俺達は、決まりを作り、俺達はその一番上にいた。俺はしたいことは何でもしてきた。俺は何でもできると思っていた。」
「だから、お前の父親が全てをぶち壊した時… 彼がいなくなれば、全てが元通りになると思った。」
「俺はこれまで人を殺したことは無かった。多くの人がしてきたことを知っている… 危険な人間もたくさんいる… でも、俺はしたことが無かった。」
「彼らは、いつも言う … 命を奪うことは難しいことだ。」
「でも、そうではなかった… それは… それは、本当に簡単なことだった。」と泣きながら言います。
「黙れ。」と険しい表情で、歯を食いしばりながらカールが言います。
セバスチャンは驚きと怯えが混在した表情をしています。
「お前が気の毒だと俺が思うと、今、思っているのか?」鉄格子を握りながら、カールが言います。
「誰もがお前のことについて、話をしている。誰もお前のことは好きではない。誰もお前のことを好きになったことは無かった。お前は良い人間ではない。俺には分かる。
お前は、自分がしたことについて悔いているのではない… お前は、お前がしたことに対して起こったことが悲しいだけだ。」
「お前の母親は、俺が復讐のために俺の手で、お前を殺すことを心配していた。俺は、この方が良いと思っている。俺は、お前の様子を見に来る。そしてお前の無残な姿を見る。お前は座って、それまでの人生を思い出す。それは、死よりもはるかに良い処罰だ。」
「俺の父さんは、そのことを俺に教えてくれた。もっと… 文明的である。」
「それが彼が求めていただろうことだからだ。」
カールは牢の鉄格子を握ったまま、話を続けます。
「それは置いておいて、間違えるなよ。この牢からどの様な理由でもお前が出ることがあったら、おれはお前を見つける。… そして、お前をこの牢に戻す前に、俺はお前を痛めつける。」
と厳しい顔で言います。
不服気な顔をするセバスチャン。無言です。
カールは背を向けて歩き出します。
「お前を見に来る。またな。」
馬を繋いだ荷車の荷台の上に棺桶が乗せられて、カールが荷造りをしています。ミショーンがやって来ます。
「準備は終わった?」
「ああ。ここに彼を埋葬したいという人がいるのは知っている。だけど… 彼は、アンドレアの隣に埋められるべきだ。それが、彼が望むことだから。」
「私も全く同意するわ。」
「あんたは、俺と一緒に来る必要はない。俺だけでできる。」
カールの隣にミショーンが来て言います。「私はあなたができることは確かだと思っているわ。でも、そうすべきでない。あなたは、仲間を使うことができると思うわ。」
マギーがカールとミショーンのところに向かって歩きながら声をかけます。
「カール、あなたが早く始めたいと思っていることは分かっている… でも、アレクサンドリアへの敬意を払いたいと望んでいる人達がいるわ。」
「彼らが荷造りをするまでに、一時間以上はかからない。」
「待って… 誰が来たいと望んでいるの?」とカールがマギーに聞きます。
マギーの後ろには、ヒルトップとアレクサンドリアの人々、コモンウェルスのガード達、豪華な馬車の中にはパメラの姿も見られます。コモンウェルスの住民もいるように思えます。大勢の人々が旅の支度をして、向かってきています。
ガード、アニー、ランス、Yumiko、ブリアナ、プリンセス、ローラ、ステファニー、アローン、ダンテ、Elodie、Earl、Siddiq、マグナ、パメラ、ジーザス、Mercer、ユージン、マクスウェルなどの表情が描かれています。
夕暮れの道を旅の一同が進んでいきます。
先頭のリックの棺を載せた馬車の運転席で手綱を持つミショーンの隣りにいるカールが横に倒れて、馬車から落ちます。
「カール?!」と驚いて目を見開く、ミショーン。
「カール!」とミショーンが馬車から飛び降ります。
カールは前かがみになり地面に跪いて下を見ています。
「あなた、大丈夫?」と背後からミショーンが声をかけます。
「彼は別れを告げることができる世界を作るために自分を本当に犠牲にしてきた。… アンドレア… 彼女は皆に別れを言うことができた。しかし、彼は…」
「彼はただ行ってしまった。」
涙を流しながら、カールが言います。
「全て何のためだったのか?」
「全てが今、良くなっている… より安全で… 世界全体が… 違ってきている。彼のおかげだ。」と涙と鼻水を流しています。
「彼はそれ程長く生き残っていた… 」
「しかし、今?」
「今、彼が死んだ?!?
「おぉ、神よ…」
しゃがみこんでいるカール。ミショーンは後ろからカールの肩に手を乗せています。
「俺は彼無しで、続けていくことはできない。」
「俺はこれをできない。これ以上できない。」
涙を流しながら、ミショーンに向かって言います。
感想と考察、今後の注目点
191話の感想と考察に書いた様に、191話の話の展開から、セバスチャンがリックの胸に銃弾を撃ち込んだ時点で、生き残れる可能性は低いと考えていましたが、一発撃たれただけであれば、命を取り留める可能性もありました。
しかし、192話開始後に2発目、3発目が撃たれた時点でリックの死は確定しました。翌朝、朝食を一緒に食べようとカールがリックの部屋を訪れて、ウォーカー化したリックに出会い、カールがリックのとどめをさすことになる展開にさらに驚かされました。
アンドレアの時は、大きな衝撃の中で、彼女との別れ際のやり取りが掘り下げて描かれましたが、今回のリックの死では、あまりにも短い形で死を迎え、カールも最初はリックと気づかずに反射的にこめかみに向けて銃を撃つ展開となりました。
今回のリックとの別れとアンドレアの時とを明確に対比させるような形で展開している所は、相変わらず素晴らしく巧みなストーリー展開だと思いました。
突然起きたリックとの決別、カールの戸惑い、心情も上手に描かれていると思います。アンドレアの時との全く異なる展開に対しても、カールのセリフで説明するなど、アンドレアの時とリックの時の対比を上手に描いています。
16年続いている原作の主人公がこの様にあっさり退場してしまうというのも意外でもありますが、逆に入念に練られた上での展開であることは明らかです。巧みだと思うのですが、本当に今後どうなってしまうのだろうとも思います。
カールのパメラとの会話、そして、セバスチャンとの会話も、成長したカールらしいところを見せており、リックの志を受け継いでいるような描き方がされています。
パメラが再びガバナーとして運営するのは不自然ではありますが、ミショーンのセリフやMercerの思案気な表情など、今後、どの様に展開していくのかが見ものです。
リックの棺を乗せてアレクサンドリアに向かう荷造りをしているカールにミショーンが一緒に行くと告げているところに、マギーがやって来て、ヒルトップ、アレクサンドリアの人々、コモンウェルスの人々も一緒に付いていくと言います。このシーンはとてもインパクトがあります。
ただ、パメラが豪華な馬車に乗っているのは違和感を感じますが、これも今後の展開につながってくるのかもしれません。
一行がアレクサンドリアに向かう途中、先頭のリックの棺を載せた馬車に乗っているカールが助手席から横に倒れ落ちます。一体何が起きたのかと思いました。気丈に振る舞っていても、カールの心は限界に達していたことを表しています。
最後のカールのセリフは、アンドレアを失った時のリックのセリフと重なる所が多くあります。
191話を読んでから、これからどうなるのだろうと思っていましたが、相変わらず、本当に凄く巧みなストーリー展開となっています。
193話では埋葬のシーンなども描かれると思いますが、どの様な展開になるのか予想がつかない所があります。
今後の展開の見どころ、注目点
リック退場となり、16年間リックを中心に動いていたストーリーから、今後どのように展開していくのかが大きな注目点となります。
ウォーキングデッドの完結が近い?
主人公のリックを失ったウォーキングデッドの今後がどうなるのかが大きな注目点だと思います。一つのシナリオとしては、完結に向けて収束する方向に一気に進むことが考えられます。しかし、本話の終わりに作者のRobert Kirkmanが読者に向けたメッセージが記載されています。
メッセージには、リックの退場は随分以前から折込みずみであったことが書かれています。メッセージを読んだ印象としては、まだまだ続きそうな感じがします。このメッセージについては、別途、紹介する予定です。
リック亡き後の主人公は?
主人公のリックが退場してしまったため、これからのウォーキングデッドの主人公は誰になるかというのも注目されます。
このまま完結に向けて大きく動き出すのであれば、リックに代わる新たな主人公の設定は必要ないと思いますが、話がさらにしばらく続く場合には主人公的な位置づけのキャラクター設定が行われる可能性もあります。主人公無しで続ける可能性もあると思います。
しかし、本話でも既にカールの心情が大きくクローズアップされ、次回以降もカールの心情を描くことが予想されるため、カールが主人公的な形で中心となってストーリーが展開されていく可能性が高いと考えています。
見方を変えれば、もう既にカールが主人公になっているとも解釈できます。
ニーガンが帰ってくる?!
読者の間では、191話でリック退場が濃厚となってから、ニーガン登場を望む声が強くあります。リックの代わりになる主人公役、または準主人公のキャラクター候補としては、読者の願望も含めて、ニーガンが筆頭だと思います。
読者の期待通りニーガンが再登場となるのかは不明です。期待通りにはならず、予想外の展開になる可能性の方が高いと考えています。ただ、ニーガンほどの強烈なキャラクターがこのまま一度も登場せずに完結することはないと思います。
コモンウェルス編終了で新章に突入?
ウォーキングデッドは、6エピソード(話)で一つの章とする構成となっています。192話はVolume32の最終話となります。コモンウェルス編が終了となり、新章に移行していくと予想しています。
もう一つの可能性は、もう一波乱、二波乱起きて、コモンウェルス編が終了する可能性もあります。
新章の舞台はどこになる?
リックの埋葬などがあるため、次回はアレクサンドリアに向かう道中の出来事などを絡めながら、アレクサンドリアが舞台となることが予想されます。その後、再び、コモンウェルスに戻って、次期ガバナーの選挙や誰が新リーダーとなるのかというような話は描かれる可能性が高いです。
ウィスパラーズ編でキングダムのEzekielが衝撃的な形で退場となり、カリスマ性、インパクトもあるリーダーを失った後のキングダムの後継者選びに関しては、ほとんど描かれずにあっさりとウィリアムが継承して、リーダーとなったように、コモンウェルスの次期リーダー選定などについても簡単に済ます可能性もあると思います。
一方で、復帰を画策するパメラに対して、ミショーンが対抗して出馬して、ガバナーになるなどのシナリオ展開の可能性もあるので、ある程度の紙面を使用して展開していく可能性もあります。
また、ユージンが取り組んでいた鉄道運行再開プロジェクトが実際に導入されるようなストーリー展開も可能性があります。
リックの退場で、寂しい、ショックな思いも強く、複雑な心境です。予想できないところが多々あり、今後の展開に目が離せません。
英語版ウォーキングデッド コミック 192話
Amazonでは、原語の英語のペーパーバックやKindle版もAmazonで入手できます。ウォーキングデッド、オリジナルコミック192話(英語)は、Kindle版で購入可能です。
Kindle版は、1話単位で購入できます。価格も比較的廉価です。
ストーリーを楽しみながら、英語に馴染む素材としたり、英語の勉強を兼ねて読むのも一つの選択肢です。その様な楽しみ方のサポートをできればと考えて、本サイトでも1話ごとのあらすじと感想、考察の記事を投稿しています。
英語版のペーパーバック、またはKindle版を入手して、本サイトの記事をコンパニオンとしてご利用頂ければ、幸いです。