2019年2月10日(日本時間11日)放送予定のウォーキングデッド シーズン9に登場するウィスパラーズ(囁く(ささやく)者達)は、これまでの敵とは全く異なります。シーズン9前半の最終エピソードにおいてジーザスが殺害されたことで、ウィスパラーズの恐怖の片鱗が見られましたが、シーズン9後半では、いよいよ、ウィスパラーズのリーダーが登場します。
ウォーキングデッド シーズン9のショーランナー(制作責任者)のAngela Kangは、エンターテイメントウィークリーのインタビューで、ウィスパラーズのリーダーとシーズン9後半における役割についてのヒントを明らかにしています。
本記事では、原作コミックでのウィスパラーズの情報とAngela Kangが明らかにした内容などを含めて、アルファについて紹介します。
ウィスパラーズのアルファとベータとは?
ウィスパラーズは、文明を放棄している組織です。人間は動物であり、本能のままに動くと言う概念を持っています。動物は名前を持たない。名前で呼び合わないのと同じ様に、メンバーは名前を持ちません、リーダーとサブリーダーだけは、アルファとベータというタイトルで呼ばれます。アルファとベータは、個人の名前ではなく、単に群れ(ウィスパラーズ)の指導者と副指導者のタイトルであり、誰もがそのタイトルを得る権利を持っています。
コミックに登場するウィスパラーズのアルファは女性、ベータは非常に背の高い男性です。TVシリーズでも、同様のキャラクター設定となっています。(性別はウィスパラーズのタイトルとは関係がありません。)
Angela Kangがインタビューで明らかにした内容
ウィスパラーズについての詳細が明らかになる
シーズン9の後半では、ウィスパラーズについての話が深く掘り下げられます。シーズン9前半の最後に、これらのゾンビ(ウォーカー)は進化したものではなく、奇妙な人間達であることが明らかになりました。このグループについて更に詳しいことが明らかになります。そして、どの様な理論を持ち、生き残ってきたかについて、そしてそれが恐ろしい方法を用いていることが分かります。
シーズン9後半の初めにアルファ登場
シーズン9後半の非常に初めの多段階で、ウィスパラーズについての部分的なことが明らかになります。アルファが考えている方法、そして彼女の考える世界の動き、成立の仕方が紹介されます。
ウィスパラーズについては原作に忠実
Kangは、原作コミックのウィスパラーズのコンセプトは素晴らしいと語り、アルファの考えなども含めて原作を踏襲する方針であると述べています。
アルファ役を演じるSamantha Mortonについて
彼女は素晴らしい。彼女が行ったことに、「私がこの女性ができると想像していたことよりも遥かに良かった」と言うような程、とても驚かされた。彼女は、本当に興味深く掘り下げて演じることができる。出演者は誰もが彼女のことを大好きよ。クルー(制作スタッフ達)も彼女が大好き。彼女は、本当に素晴らしく、とても良い存在であり、自分が行うことをベストにするためににとても真剣に取り組んでる。彼女は、本当に掘り下げる演者よ。本当に素晴らしいわ。
Angela Kangのインタビュー記事を読んだ感想と考察
ウィスパラーズは、特殊メイクや特撮などを駆使することで、不気味で恐怖感を感じさせる視覚的なインパクトを与えるものが作成できます。TVシリーズなどのドラマにとても適した題材だと思います。トレーラーなどを見ると、ウィスパラーズがビデオ向きであることを、明らかに示しています。
視覚的な効果は技術で実現できますが、やはり役を演じる俳優(女優)のパフォーマンスが重要な鍵となります。
Angela Kangがべた褒めするという事は、Samantha Mortonのアルファは、シーズン9後半において、本当に際立つ存在となりそうです。Samanthaの演じるアルファは、シーズン9後半の見どころの一つです。