ウォーキングデッド・コミック 172話 “Hill Top Reborn” あらすじネタバレ・考察・感想

コミック あらすじ ネタバレ
ウォーキングデッド コミック 172話 : Hilltop Reborn
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172話の表紙は、ヒルトップの建物を再建築している人々、カールが屋根の瓦を取り付けているシーンです。タイトルは、”Hilltop Reborn”です。生まれ変わる、再建されるヒルトップと言う意味です。

ネタバレ

171話では、ミショーン達が、オハイオへの旅の途中で立ち寄ったピッツバーグでプリンセスと名乗る女性と出会いました。プリンセスもグループに加わることになり、荷物を取りに行くから付いて来て欲しいと言われて到着した建物の前で、プリンセスは仲間に呼びけます。驚くミショーンに対して、プリンセスは冗談だと言います。そこからの続きで始まります。

「あなたは、ユーモアのセンスを身に着けたほうがいいわね。直ぐに戻ってくるわ。」と笑顔で言うプリンセス。

無言のミショーン。目は厳しいです。

「分からないけど… 私は彼女のこと本当に好き。凄くね。私が言いたい意味は… 彼女は、少なくともこの旅をとても楽しませてくれることになるからよ。」とYumiko。

「それは、私達に最後に必要なものよ。私は、このこと(プリンセスを加えること)について再考し始めている。」とミショーン。

Yumikoは、当初から楽しみが起こることを期待する旅行気分です。ミショーンは、使命を持つ危険が伴う旅と考えています。

建物の外に待っているミショーン達。

「OK。私はこれ以上待たない。そして、建物の中に彼女を探しに入ることなどは決してしない。行くわよ。」とミショーン。

「待って。」とマグナ。

槍を持って、反対の手を上げて、あどけない顔でプリンセスが建物からでてきます。「全て準備できたわ!」

「私の素晴らしい槍についてすら、一つのコメントもないの?見て頂戴!こんなのめったに見ることできないわよ、そうでしょ?街中のろくでなしについていたのを見つけたの。誰かが、本当に長い時間をかけてこれを作ったに違いない。これは、スーパー凄い武器よ。戦いの時に距離を保つことができて、本当に良いわ。– デッドが届くところから離れた状態を保てる…  なぜなら、それは槍だから。」

「私はカッコいいと思うわ。」とYumiko。

「ありがとう。」と言ってプリンセスは馬に乗ります。「私の銃を今、返してもらえるかしら?」

「私が持っていることにしようと思う。」とミショーン。

プリンセスは、無言でにらみます。「良いわ。私には他のがあるから。」と言って、馬に乗って走り出したグループにプリンセスもついていきます。

アニーとリックの会話

アニーが馬を連れて、アレクサンドリアのゲートの所に戻ってきました。ゲートには、リックが立っています。「何を見つけたのかい?」

「アップルとピーチのくぼみ。彼らは、靴を入手した。彼らは興奮していると思う。」

「ご存知の通り、私達は見晴らし台がある。そこからは、ここよりも遠くが見渡せる。彼らは、彼女達を見たら教えてくれるわ。そして、まだ1週間しか経っていない。」

「分かっているよ。とても長い旅だから、色々と考え直させられたりしている。私は、彼女達を送らせた(旅に行かせた)ことを心配している。」

「それが何であれ、ミショーンは対処できるわ。分かっているでしょ。そして、彼女は残りの人達を守るわ。」とアニー。

「マイキーがあなたのことを待っているわ。」

「ありがとう。」とリック。

リックは、ミショーン達が心配でゲートの所に立っていたようです。実際の所、ミショーン達が出発してから、まだ1週間しか立っておらず、グループは行きの途中です。リックも、ミショーン達が帰ってくるまでには、まだまだ先になることは良く分かっているのですが、居ても立っても居られずにゲートのところにいると推測できます。

農作業をするマイキー

「おはようございます。グリムスさん!」と手を上げて挨拶するマイキー。表情も明るいです。

「マイキー、お願いだ… リックと呼んでくれ。」

「おっ、良いグローブを見つけたね。」

「これは、母のものでした。」

微笑むリック。「作業をしよう。」と言ってシャベルを手にします。」二人は畑にしゃがんで、マイキーがスコップで地面を掘ります。「こんな様?」

「それで良い — しかし、深く堀りすぎないように。日の明かりが届くようにしなければならない。」リックの前には、種の袋があります。

それぞれの状況

ミショーン達は、ガードレールのところから、その先の水がある地帯をみています。「それほど、深くは無いように見える。」とミショーン。「我々は、ここを通り抜けていけば、約5マイルほど短縮できる。行くべきだと思う。」とユージン。

カールが一人で材木を肩に担いで運んでいたようで、後ろからアールが来て、「カール!、お前は背中を痛めるぞ。手伝わせてくれ。」と言って、カールの後ろから材木を持ち上げています。

リックは、アンドレアの墓の前に跪いて下を向いたまま無言です。

マギー達はウィリアムと一緒に机の上に広げられている地図・設計図を見ています。ダンテが、手に持っていた地図を見せながら、渡しました。「こちらです。M(マイ)レイディ。君に彼がどこにあるか分かるように地図上に”N”とマークしました。」

「ダンテ、ありがとう。」

ダンテがマギーに渡したのは、ニーガンの位置を記した地図です。

ジーザスとアローンが暖炉の前のソファーに座って話をしています。「OK。明日だ。君が正しい… 十分長い間いた。我々は、明日出発しよう。」とアローン。ジーザスは、アローンの手を握っています。

ミショーンが、ウォーカーズを倒したところで、隣にいるプリンセスが言いいます。「おお、ブ~!ブ~!私は、私の槍を使いたかったのに!私の馬の上から、彼を突くことができた!」

アンドレアの墓の所で寝ていたリックの所に、ジーザスとアローンがやってきます。「我々は… 我々は、出発します。」とジーザス。「ウトウトしてしまっていた。すまない。」とリック。

カールは、「ナイス。」と言います。カールの目の前には、骨組みができた再建築中の建物と働く人々の光景があります。「出来上がったら、以前よりももっと良くなるな。」

ウィリアムとマギーの会話

再建作業が行われているヒルトップ内を、マギーとウィリアムが歩いています。「この場所は、素敵に仕上がるだろう。君は、そこにあるテントから、直ぐに出ることになる。」

「ウィリアム、あなたの手助けがなければ、私達はまだ、今の半分も進んでいないでしょう。ヒルトップは、キングダムに大きな借りができたわ。」

「それが、これ(コミュニティー間の協力)が機能するためのものではないかね?心配は無用だ。それほどかからない内に、我々も君たちの手助けが必要になると確信する。物事はその様に機能する傾向がある。」

「私達は、最悪をくぐり抜けたと望んでいるわ。」

「そうなることだろう。(君の声は、神に届くだろう。)」

「許してほしいのだが、過去数日間、君は何か物思いにふけっているように見える。心配ですらあった。私は人のことに首を突っ込みがちとして知られているが、自分では第一の問題解決者だと自分で認識している。」

「ウィリアム、私は大丈夫よ。ここ数日、沢山のことを考えていただけよ。理解してもらえると思っている。」とマギー。

マギーがニーガンのことを考えていたことは、明らかです。

建物の屋根にカールを含む住人達が登って、瓦を順に打ち付けています。カールの隣りにいるダンテがカールを見ています。「僕は正しくやっている?」とカールがダンテに聞きます。

「ああ。カール、良い仕事をしている。君はばっちりだ。」

下にいる人が積んだ瓦をロープでしばり、「引っ張ってくれ。」と言っています。

昼食休憩中のリディアとカールの会話

他の人達のグループとは少し離れて、リディアが一人で芝生に座って、ランチのサンドイッチを手にしています。「この場所を取られた?キュートだ。」と声をかけられます。リシアは、「自由の国よ。」と答えます。

立っているカールを見て、「ありがとう。… そして、… ありがとう。」

カールはリディアの隣に座って、「OK… それで、何について?」

「沢山の事よ。本当沢山… でも、その多くは、私が酷いことをあなたに言った後でも、私の傍にいてくれていること。あなたの私への接し方。奇妙かもしれない、でも、その様に扱われるだけの価値が私にあるのだろうかと感じさせられる。そんな気持ちになるのは、物凄く久しぶりのことよ。」

「沢山の意味があるわ。… あなたが私に対する見方… あなたの目を見て思うこと… 最初はおどろいたは。長い間、その様な価値があるようには思えない。

でも、このことの後、そして、再建を一緒に並んで作業していて…

私も属しているんだと感じ始めるようになってきた。」

カールは、優しげな目をしています。

「それなら、俺は君に若すぎないかもしれないね?俺のことを愛してくれてるかもしれないね?」

「黙りなさい。」二人はハグします。

二人を少し離れたところから見ているソフィア。

ミショーン達

置き去りにされた車のボンネットの上に地図を広げて、ミショーンとユージンが話をしています。

「この道、そうでしょ?私は後一日かかると思う。」

「そうだ。状況によっては、2日かかるかもしれない。」

少し離れた所に並んで、立っているプリンセスとSiddiq。「あんた達?」とプリンセスが、ミショーン達に声をかけます。前から、ウォーカーズの群れがやってきます。

「私がやる。」とミショーンが刀を持って、ウォーカーズの群れの方に向かっていきます。「彼らは、我々に追いつくことは無い。ただ、移動し続ければ良い。」とユージン。

「いいえ。今、更に多くなってきているわ。私達が止まる旅に、彼らについて心配するようなことはしたくない。先々、さらに多くなることを避ける意味もある。これは数分で終わるわ。」

「プリンセス — あなたは私と一緒に来て。あの槍でどんな事をできるのか見せて頂戴。」

「あらそう。はい、分かったわ!」と言って、ゴーグルをかけます。

ミショーンとプリンセスがウォーカーズと戦っているのを、馬に乗ったマグナとYumikoが見ています。Yumikoは、マグナの背中に顔をつけて幸せそうにしています。マグナもYumikoの手の上に手を乗せます。

「もし、私達がもっと多くの男達をオハイオで見つけたら、昔のようにストレートに戻ると思う?」とYumiko。

「そういうものではないわ。あなたも知っているでしょう。」

「それなら、マグナ、私達はなぜ隠しているの?あなたの偏見に満ちたお父さんは死んだ。あなたが誰なのか隠す必要はもうなくなった。あそこにいる人達を見てご覧なさい。」

ミショーンとプリンセスが、ウォーカーズを倒しています。

「あれらのことは、あなたが男の子か女の子が好きかは、気にしない。彼ら(ウォーカーズ)が社会を乗っ取った後、全てのクソを私達は置いてきた。彼らが気にすることは、あなたを食べるか食べないかだけよ。

あなたの両親の幽霊は、あなたを支配しなくなったと思わないの?」

「Yumiko、それほど単純なことではないわ。」

「私がどれ程単純なことか見せてあげるわ。」とYumiko。ミショーンとプリンセスが、刀を拭きながら、戻ってきます。

「あなた達、良い仕事だったわね!マグナと私は、完全なゲイ愛好家なの知っていた?」

「ありがとう。あら、おめでとうかしら?」

「知っていた。」とユージン。「俺もだ。」とSiddiq。

「素晴らしいわ!私の親友の何人かは、レズビアンだった。彼女達は、ベストパーティーをいつも開催していたわ!彼女達は、身近な飲み友達だった。怒りっぽくなくて、超面白い。初めてのフォンデューを一緒に食べた。」

「行くわよ」と言って、ミショーン達が馬に乗って進みます。後ろに馬に乗っているマグナとYumiko。「あれは、OKではないわ。」

「そう、あなたは私を馬から蹴り落としてはいない… だから、それほど悪くはないはずよ。」とYumiko。

ジーザスとアローンの出発を見送るリック

ゲートの所で馬に乗って出発しようとしているジーザスとアローンをリックが見送っています。

「必要な物資のリストや何か必要なものがあれば、教えてくれとマギーに言ってくれ。私達は、彼らのために集め始める。私は、近い内にヒースにパトロールを指揮させ始める予定だ。連絡事項があれば、できればカールを送るようにしてくれ。」

「OK。伝えておく。」

「そのように努める。それでは、また。全ての無事を祈っている。」

「ありがとう。そして、君が望んでいた以上に長く滞在してくれたことに礼を言う。私のために特に注意を払ってくれていたことに感謝する。」

「手伝うことができて良かった。自分に気をつけてくれ。リック、本当にそう思う。」

ジーザスとアローンは出発します。

「やってみるよ。安全な旅を!」とリック。

カールとソフィアの会話

夜、テントの中で寝ていたカールが起きて、テントの外に出ます。ソフィアも外に出ているのを見つけます。

「疲れてないのか?」とカール。

「驚かさないで。」

「いいえ、疲れてないわ。私は、一日のほとんどを子供と過ごしている。だから… 今が、私にとって静かなひとときなの。寝ていても、ある程度の緊張を感じる。

ただ、好きじゃないだけ。皆忙しいし、これが私が手伝うことができる最良なことだと分かっている。でも、私は弟を愛している。だけど、私が言いたいことは… とにかく。」

「そして、私は私の友達をミスしている。(離れてしまって会えずに寂しい。)」

「どういう意味だ?」

「私達は、最初からずっと一緒にいた。全てを見てきた。… そして、ほとんどのことについて… お互いのために傍にいた。

あなたは、お母さんを失ったばかりなのに、私達はそのことすら話をしていない。私があなたのためにそこにいなかったことを悪いと感じている部分がある… でも、同時にあなたが単に私に話していないことだとも気づいている。私はあなたのことをミスしているの。」

「悪かった。俺は多分、… リディアと一緒にいるので、別の女の子と一緒に時間を過ごすのは、彼女を裏切っていると感じるからだと思う。それって、道理が通っているカール」

「いいえ。私はあなたと話をしたい。あなたとリディアがしていることをしたいのではない。… もっと話をすることはできる。

「ああ、OKだ。俺もそうしたい。」

「俺達がマギーを起こす前に、俺はテントに戻る。」

「彼女は沢山の事をしているから — 彼女は熟睡しているに違いないわ。」

マギーはテントの中で起きて考え事をしています。

アンドレアの墓の前にいるリック

「もし君がどうなっているのかと考えてくれているかもしれないので伝えておく。こちらの状況は、ほぼ通常通りに戻った。他のコミュニティーと同じ状態だとはまだ言えないが、元の状態に戻るだろう。

我々の人々は、とても強くなっている。… 彼らが一緒に作業をとても良くやっていることは驚くばかりだ。君もその様に…

君もそう… 」といって横をむきます。そして、アンドレアが埋まっている地面に顔をつけて泣きながら、「君が本当に恋しい。」と言います。

ヒルトップに戻る途中でキャンプしているジーザスとアローン

ジーザスがキャンプファイアーを背に座って見張りをしています。アローンは寝ています。アローンを見て微笑みます。「イェー… これ(二人の関係)は、長続きすると思う。」

ジーザスの後ろに両手にナイフを持ったベータが立っています。

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感想と考察

ユージンが無線で知り合ったコミュニティーとの接触のためにオハイオ州に向かうミショーン達は、途中で立ち寄ったペンシルベニアのはずれの街中で、新しいキャラクター、プリンセスと出会います。

172話はそこからの続きです。Yumikoは、プリンセスのことがかなり気に入ったようです。彼女がプリンセスを好きだと思う理由は、旅行が楽しくなるということです。ミショーンは重要な使命と言う認識が強いのですが、メンバーによって認識が大きく異なっていることを表しています。リックは、ゲートの所に立ってミショーンたちのことを考えて、心配で落ち着かない様子が描かれています。

プリンセスは、独特の目立つ槍を持って建物から出てきました。槍について、コメントがあると期待していたようですが、ミショーン達は無言でした。珍しい槍についてコメントくらいあってもいいと不満を漏らすと、Yumikoがカッコいいとコメントします。

ローラを失って悲しみでふさぎ込んでいたマイキーは、元気を取り戻しつつあります。リックと一緒に畑に種まきをしています。

ジーザスとアローンは、ヒルトップに向けて出発することにします。ヒルトップに行くことを伝えるために、リックを探して、リックがアンドレアの墓の所で寝ていることに気づきます。二人が出発する際に、ゲートに見送りに来たリックに、ジーザスはリック自身のことを気遣うように言います。

ウィスパラーズの攻撃によって、建物が全焼してしまったヒルトップですが、住民たちが一丸になって、再建作業に取り組んでいます。キングダムのウィリアムがいち早く、再建に必要な物資を運んできてくれたこともあり、驚くべき速さで再建が進行しています。

ウィリアムは、マギーがここ数日間、何か考え事をして上の空になっていることを指摘して、良かったら相談にのると言いますが、マギーは何でも無いと言います。マギーが考えていることは、ニーガンのことであることは明らかです。

カールは他の住民と一緒に建物の再構築に励んでいます。昼食休憩の時に、リディアと話をします。リディアは、カールに重ねて礼を言います。ウィスパラーズが攻撃してくる前に、リディアは、カールは自分には若すぎる。カールを愛していないと言いましたが、今は自分の気持に素直になれたようです。カールとリディアがハグしているのをソフィアが見ています。

Yumikoは、他のメンバーにマグナとYumikoは、ゲイであることを伝えます。ミショーンは、おめでとうと言い、ユージンとSiddiqは知っていたと言います。プリンセスは、祝福の言葉を送っています。マグナは、Yumikoが皆に伝えたことに対して、OKではないと言っていますが、Yumikoは気にしていません。

夜に目が覚めたカールがテントの外に出ると、ソフィアがいることに気づきます。ソフィアは、これまではカールとずっと一緒だったのに、最近は話もしていないことが寂しい。もっと話をしたいと言います。カールは、リディアと付き合っているので、他の女の子と一緒にいるのは裏切っているように思うのでソフィアと話をしていなかったと言います。ソフィアは、単にもっと話をしたいと言い、カールも同意します。

リックはアンドレアの墓の前で、アンドレアに話しかけて、泣きながらアンドレアが埋められた地面に顔をつけて寝ています。

ヒルトップに向かう途中でキャンプしているジーザスとアローン。アローンは寝ています。そして、ジーザスの背後にナイフを持ったベータが立っているところで、172話は終わります。

ジーザスはベータの攻撃から逃れることができるのか、目が離せない展開となっています。ヒルトップの再建がフルピッチで進み、人々も一体となって、再建に取り組み、全体的には、状況は落ち着きつつありましたが、ベータの登場で一波乱あるかもしれません。

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英語版ウォーキングデッド コミック 172話

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ストーリーを楽しみながら、英語に馴染む素材としたり、英語の勉強を兼ねて読むのも一つの選択肢です。その様な楽しみ方のサポートをできればと考えて、本サイトでも1話ごとのあらすじと感想、考察の記事を投稿しています。

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172話で使われている英語のイディオム

プリンセスは、荷物を取りに行く際に無人の建物に向かって声をかけたため、ミショーンが警戒します。プリンセスは冗談だと言って、笑います。そして、”You gotta work on that sense of humor. Back in a jiffy!“と言います。

“jiffy”は、特に指定していない短い期間(時間)を意味するくだけた表現です。”I will be back in a jiffy.”の様に使われることが多いです。直ぐ(本当に短い時間で)に戻ってくるという意味です。Wikipediaのjiffyの説明では、最初に使用されたのは、1785年とのことです。

Jiffy is an informal term for any unspecified short period of time, as in “I will be back in a jiffy”. From this it has acquired a number of more precise applications for short, very short, extremely short, ultra short or hyper short periods of time. First attested in 1785, the word’s origin is unclear, though one suggestion is that it was thieves’ cant for lightning.